2011-4-18

地震対策

東日本大震災より早いもので1ヶ月以上が経ちました。
日々報道される津波災害の残酷さ。
被災された皆様の悲しみの深さに胸がふさがれる思いです。

当社職員の一人も宮古の実家が被災し、一時帰郷しました。その場に立って初めて実感する津波災害のすさまじさに、ただただ呆然とするばかりだったそうです。

被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

当分の間余震は続くとのこと。
介護事業所としましても、できる限りの対策はしておきたいと思います。
今回一番心配した問題は、停電により、在宅ケアにおける”たんの吸引”ができなくなるという事態でした。
東電カスタマーセンターで発電機を貸し出すということでしたが、全く電話はつながらず、また後でわかったことですが、とても一般家庭の屋内で使用できるものではなかったそうです。

以前より”手動のたんの吸引器”を準備して頂いていたお客様や、車から電源をとれるように準備されたお客様もいらして、備えの大切さを逆に教えられました。
当訪問看護ステーションもようやく”足踏式吸引器”と”充電式吸引器”を用意することができ、停電対策としては、とりあえず一安心しました。

ご利用者様の周りの転倒物・落下物のチェックや、地震対策マニュアルの再度確認・学習にも取り組んでいるところです。
いざというその時に、看護スタッフ・介護スタッフがお客様の命を守り、又先頭に立って広く救援のお役に立てれば…・・と願うものです。


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