2018-4-9

三幸福祉カレッジ修了生インタビュー

三幸福祉カレッジより研修修了生の入職後の活躍の様子や、初任者研修・実務者研修の中でどのような人材を育てて欲しいか等のインタビューを受けました。

 

1.三幸福祉カレッジの修了生の仕事ぶりについて

◆ ご紹介頂いた方は、明るい性格で、礼儀正しい態度、身だしなみにも清潔感があり、利用者様からも好印象を頂いております。

訪問介護サービスは個人の力量の差が出やすく、特に新人の方には細かいクレームが入りがちですが、そのようなこともなく、そつなく業務をこなしてくれています。当たり前のことのようですが、中々簡単に出来ることではないと思っています。

また、業務に対する意欲が高く、コミュニケーションも自分から積極的にとっており、わからないことも管理者や先輩に質問して解消しており、仕事に対する向上心や積極性を感じさせてくれています。

ただ、重度の利用者様や介護に拒否が見られる利用者様等、実際のサービスでしか体験することのできない事態に少し戸惑うこともあるようです。これは皆さん経験することですし、ベテランの者でも悩んで何度も現場を経験して初めて対応ができるようになることですので、あまり気にせずに今の前向きな姿勢で業務に取り組んで頂ければと思います。

会社としても研修や管理者・先輩との同行の機会を多く設けて、スキルアップや資格取得に向けてのサポートをしていきたいと思います。

 

2.現場に求められる資質は?

◆ 基本的な知識・技術を身に付けて頂いていることを前提として

①先ずはコミュニケーション能力・・・これは全ての仕事に言えることだと思いますが、その中には礼儀作法や言葉遣い等接客に関することが挙げられます。いくら技術が高くても、利用者様に嫌われてしまってはサービスになりません。また、介護サービスはチームケアですので、関係者間で上手に連携をとれることも重要かと思います。

②気付き(注意力)・・・利用者様の変化に気が付くこと。また、それを解決できなくても報告や相談等、解決に向けてつなげることが出来ること。

③利用者様に興味が持てるか・・・その人らしさ、生活を理解して、その人らしい生活の実現に向けて支援ができるか。興味がないと利用者の変化も見逃してしまいます。

 

3.これから求められるサービスや課題は?

◆これからますます高齢者が増加する中で、今までは施設や病院で生活していた重度の利用者様が、在宅で生活することが増えてくると予想されます。そういった重度の利用者様が、安心して在宅で過ごせる為に高い介護技術、医療的知識を備えた在宅サービス事業所が重要になってくると考えています。

また、課題については、人材不足が深刻になってきており、三幸福祉カレッジさんのような教育機関の重要性が益々高くなってくると考えております。

 

4.講座の中でどんな人材を育てて欲しい?

◆益々チームプレーが求められるようになってきておりますので、接客マナーを身に付け、連携の重要性が理解できる人材をご紹介頂けたら幸いです。


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