連日、猛暑が続き熱中症リスクが高まる中、PCR検査数の増加もあり全国各地でコロナ感染者数が多くなってきています。現在のコロナ第二波により私の勤務する病院内でもコロナ対策が一段と強化され、外科系においては手術室に入るために、PCR検査を実施していく方針に変わりつつあります。
したがって、病院内でもPCR検査数を増やしてきており、万全の体制への準備を心がけています。発熱や肺炎症状がみられる場合は基本的に検査をすることになっています。ただ、この検査をするために時間と労力が奪われ、治療が遅れるということがあってはなりません。そうならないための対策が急務です。今後手術を受けられる皆さんは基本的にご自身で自粛していただき、コロナに感染しないように心掛けることがとても重要になります。院内ではマスク着用無しでの会話は禁止され、対面式で腰掛けるテーブルは使用できなくなっています。
また当初、研修医はコロナ患者に対してはノータッチであったものが、患者数の増加から現在は解禁され、研修医でもコロナ対応していくことが求められている状況にあります。神奈川でも連日100人以上が新規感染しており、ますます警戒していく必要があります。このような状況であるからこそ、一人一人の意識や行動がとても重要です。医療・介護ともに粘り強く戦いましょう!
最後に私の勤務する病院における手術患者に対して求められることを記載させて頂きます。
~安全な手術を受けるために守っていただきたいこと(手術の2週間前から)~
①不要・不急の外出を取りやめること
②同居者以外の、不要・不急の面会をしないこと
③同居者を含め、会話時はマスクを着用すること
④外出時、3密(密封・密接・密着)を徹底的に避け、マスクを着用すること
⑤帰宅後はまず、石鹸で手洗いすること
⑥同居者以外とは食事せず、飲食店で食事しないこと(持ち帰りは可能)
⑦毎朝・夕2回の体温測定、味覚・嗅覚障害の有無、新たな皮疹の出現、のど痛・違和感・鼻汁・咳・痰の有無についての記録をすること
⑧新型コロナウィルス感染者への接触可能性についての報告をすること
*院内参照